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バーボンとは(Boubon) - カクテル用語解説

いらっしゃいませ、バーライフへようこそ。

今夜はバーボン(Boubon)について、ご紹介いたします。

バーボンとは

バーボンウイスキーともいわれるように、米国のバージニア州、ケンタッキー州、ペンシルバニア州で造られているアメリカン・ウイスキーのことを指します。
生まれはケンタッキー州で、製法特徴としては、とうもろこしを51%以上用いて、度数80%以下で蒸留し、内側を焦がしたオーク樽で少なくとも2年間熟成され造られたものです。

ストレートバーボンの条件

厳密にバーボンと呼ばれるものためには5つの条件があります。

  1. 51%以上(原料のトウモロコシ)

  2. 80%以下(蒸溜時のアルコール度数)

  3. 62.5%以下(内側を焦がしたオーク樽に詰める際のアルコール度数)

  4. 2年以上(熟成期間)

  5. 40%以上(ボトリング時のアルコール度数。水は一切加えない)

アメリカの偉大な発明品

上記の条件のように、それ以前のウイスキーとは異なり、オリジナルの材料と製法で造られているため、アメリカの連邦議会でこのように宣言されました。

語源はブルボン王朝

アメリカ独立戦争時に貢献したフランスのブルボン王朝ののブルボン(Bourbon)がバーボンと呼ばれたことが語源となります。
独立戦争の功績をたたえて、ケンタッキー州の地名にこの名が採用されたことで、ケンタッキー生まれのウイスキーの名前としてバーボンが用いられるようになったわけです。