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お酒を飲むと眠くなる理由

いらっしゃいませ、バーライフへようこそ。

今夜は「お酒を飲むと眠くなる理由」についてご紹介いたします。
ビールやウイスキー、ワインなどのお酒を飲むとなぜ眠くなるのか原因を知れば、適切な飲酒生活が可能となります。

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お酒を飲むと眠くなる理由

なぜ酒で眠くなるかというと、簡単に言えばアルコールによって、脳が麻痺するためです。

人によって個人差がありますが、お酒によるいろいろな体への影響によって眠くなります。
その影響とは、大きく下記の3つです。

  1. 脳の麻痺

  2. 体温の低下

  3. 血糖値の低下

脳の麻痺

まず、アルコールが吸収されることで、エタノールという脳を麻痺させる成分が働きます。
大脳皮質が麻痺すると、感情面の抑えが効かなくなり興奮しますが、小脳まで麻痺すると眠くなります。

体温の低下

お酒の種類によりますが、アルコールには体温を下げる作用もあるため、お酒により体温が下がることによって、眠気に影響をあたえます。
よく映画とかで非常に寒い状態のときに、眠くなる場面のことですね。

血糖値の低下

お酒のアルコールは肝臓で分解されますが、その働きによって、肝臓が糖を体に分配する働きが弱まります。
そのため、血糖値が下がり眠くなるわけです。

眠くなることは悪いこと?

お酒を飲んで眠くなることは、体のメカニズムとしては正常なことです。
そのため、眠くなる事自体が悪いことではありません。

しかしながら、その眠くなる作用を利用して、毎晩のように寝るための酒、つまり寝酒をしてしまうと、お酒に依存する習慣がついてしまい、お酒がないと寝れなくなってしまいます。
また、お酒を飲んでからの睡眠は浅くなりがちで、質の高い睡眠がとれなくなってしまいます。
そのため、寝酒のような習慣がついてしまうと、睡眠障害のような形になってしまいますので注意が必要です。

お酒を飲んで眠くならない方法

お酒を飲んで眠くなることは正常な働きですが、眠くならないためにはどうしたら良いでしょうか?
それは上記で述べた、眠くなる原因を防げば良いわけです。

まず、脳が麻痺しないようにするためには、「酔わないようにする」が効果的です。
水を飲みながらお酒を飲めば、アルコールが分解されやすくなるため、脳の麻痺を遅らせることが可能です。

つぎに、体温が下がらないようにするためには、「温かい飲み物や食べ物を食べる」ようにしましょう。
物理的に温かくしていれば、眠くなりにくくなります。
(逆に心地よくなって眠くなるかもしれませんが・・・)

最後に血糖値を下げないようにするために、「空腹時に飲まない」ようにしてください。
空腹時にお酒を飲むと、急に血糖値が上がりますが、その後急に下がるため一気に眠くなってしまいます。
料理などを先にいただいてから飲むようにしましょう。

お酒は睡眠の質を下げるので注意

先程も書きましたが、お酒は睡眠の質を下げてしまします。
そのため、寝酒のようなことは極力避けるようにしてください。

いつもと同じ時間寝たとしても眠くなってしまいます。
眠い日は、お酒を飲まず、そのままベッドに入ることをおすすめいたします。

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