いらっしゃいませ、バーライフへようこそ。
今夜は、「甘酒の効能・効果」についてご紹介いたします。
甘酒(あまざけ)がなぜ「飲む点滴」と呼ばれるほどに栄養成分が豊富なのか、美容やダイエットに注目されているのかをご説明いたします。
米麹甘酒や酒粕の甘酒の違い、効能効果の差などもあわせてどうぞ。
甘酒には2種類がある
甘酒にはその原料から大きく2種類に分けられます。
一つは、米と米麹からつくられる甘酒で、「米麹甘酒」といったりします。
もう一方は、酒粕からつくられる甘酒で、「酒粕甘酒」ということもあります。
ではこれら2種類の甘酒は、栄養が異なっているのか?はたまた効能や効果の違いは何かについてですが、大きく3つの違いがあります。
米麹と酒粕の違い
米麹の甘酒と酒粕の甘酒には特徴的な2つの違いがあります。
原料と製法の違いと、アルコールの有無の違いです。
米麹の甘酒は、お米を潰してコウジ菌を用いて発酵させてつくる甘酒です。
そのため「酒」とついていますが、アルコール成分はなく、米の自然の甘さが楽しめるものとなります。
加えて、カロリーも低くてダイエットとしても注目されております。
一方、酒粕とは読んで地のごとく、日本酒をつくる際に生じる副産物となります。
酒の元のかすを使用するため、アルコール成分があることが特徴です。
逆に甘さがあまりないため、砂糖などで味つけされていることが多いです。
そのため、カロリーが高めになります。
また、米麹よりも酒粕による甘酒のほうが安くつくれるため、安価な場合が多いです。
そのため、アルコール成分が苦手であったり、ダイエットなどを目的としている場合は、米麹の甘酒が適しています。
味は好みの問題もありますが、米麹甘酒のほうが飲みやすく美味しいといわれています。
子どもにも安心して飲ませられるのも米麹です。
米麹と酒粕による栄養成分の違い
米麹の甘酒と酒粕の甘酒では材料が異なるため、もちろん栄養成分も異なってきます。
商品によってくるため一概にはいえませんが、一般的な違いの傾向としては、酒粕のほうがタンパク質や葉酸、食物繊維が多く含まれており、 米麹のほうがビタミンB1やカリウムが多いです。
単純な数値上の栄養価比較だと、酒粕のほうが優勢となります。
一方、カロリーの面では米麹のほうが少なく、また食物繊維についても酒粕は多いですが不溶性の食物繊維も含まれるため、ダイエット目的などで健康的に飲むためには米麹甘酒が良いとされます。
飲む目的によって、米麹甘酒か酒粕甘酒が良いかが決まってきます。
美容・ダイエットには米麹甘酒
上記の説明の通り、米麹甘酒のほうがビタミンB1が多く、カロリー控えめで、水溶性の食物繊維が豊富な米麹甘酒がおすすめです。
また、アルコールが含まれていない点もポイントです。
子どもでも飲めるものとなります。
気になる効能は
それでは、甘酒の効能や効果について説明いたします。
甘酒はまず美肌効果が期待できるといわれています。
その理由としては、甘酒には美肌成分であるコウジ酸が含まれているためです。
このコウジ酸は、シミの発生原因となるメラニンの生成を抑制する作業があるといわれています。
そのため、あまざけをのむことによって、シミやくすみを出来にくくすることが期待されるわけです。
また、乾燥する冬などには肌が痛みますが、甘酒に含まれるビタミンB2が皮膚を活性化させるため肌のうるおいを保湿する保湿効果も期待されます。
さらに甘酒は、疲労回復効果が期待されます。
よく夏バテに効くともいわれますが、甘酒には消化吸収を助けてくれる消化酵素が含まれており、また疲労回復に効くとされているビタミンB群が豊富に含まれています。
そのため、疲れている体をサポートし、疲労回復に効果があると期待されるわけです。
夏バテだけでなく、冬の寒時期に温かいホットの甘酒を飲むことで、風邪の予防であったり、寒さで消耗している体にとても良いですね。
続いて、甘酒は整腸作用もあるといわれています。
甘酒には、食物繊維とオリゴ糖が含まれており、これらが腸内環境の正常化に非常に役立ってくれます。
美味しい甘酒を習慣的に飲むことによって、毎日スッキリとして、健康的に生活できますね。
いつ、どのくらい飲めば良いか?
飲む量としましては、1日コップ1杯(200ml)程度です。
毎日飲むとしても、あまり飲みすぎても糖分が気になりますので、一杯程度にしておいたほうがよいでしょう。
そしていつ飲むかについてですが、飲む時間帯によっても、期待される効果が変わってきます。
朝飲むことによって、その日一日頑張ろうといったエネルギーチャージの形になりますし、
夜のむことによって、一日の疲れた体を癒やすことが可能となります。
いつ飲んでも構いませんが、自分の生活リズムにあわせても良いですし、飲みたいと思ったときに飲むでも良いでしょう。
おすすめの甘酒
最後におすすめの甘酒をご紹介いたします。
毎日のんだり、ご家族で飲む方が多いのであれば瓶の甘酒がおすすめです。
なにより美味しいですし、コストパフォーマンスも良いです。
一方、一人暮らしで毎日飲まないし、瓶だとすぐに消費しきれないという方は、一杯ずつ小分けされている缶やパックのものがよいでしょう。
甘酒は開封後大体1週間程度で賞味期限となりますので、すぐに飲みきれない場合は衛生上を考えて個別にしたほうがおすすめです。
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毎日飲んで美容と健康を。
美味しい甘酒を日々飲むだけで、美容と健康効果が期待できるわけですから飲まなきゃ損ですね。
日々の活力を養うためにも、ぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。