いらっしゃいませ、バーライフへようこそ。
今夜は日本酒にまつわる雑学として、
「純米酒1升で田んぼ2畳分(1坪)」
ということについてご紹介いたします。
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純米酒1升で田んぼ2畳分
純米酒は、仕込んだお米の約2.5倍の量になります。
そのため、1升の純米酒を作るためには、70%精米の場合1kgの玄米が必要です。
無農薬の田んぼでは、1反(1000㎡)あたり6俵つくれるため、1俵120kgとすると360kgの玄米がとれます。
つまり、1000㎡の田んぼで360升の純米酒ができます。
したがって、1升つくるために2畳分(3㎡)の田んぼが必要となるわけです。
減反政策するなら日本酒推奨政策を
2018年度に廃止が決まっている減反政策ですが、その減反分を利用して、日本酒を造り、海外へ輸出ということができれば、減反解消とクールジャパン戦略の一石二鳥となるわけです。
日本の誇るべき酒文化としての日本酒の輸出と、古き良き日本の原風景の田園の維持、そして食料自給率の向上に加えて、生産者のサステイナビリティを促進できます。
日本のために、日本酒を。
ビールやウイスキー、ワインでも日本産で美味しいものがありますが、最も文化経済的メリットが大きいのはやはり日本酒です。
たまには日本酒でもいかがでしょうか。