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今夜は、「白酒と甘酒の違い」についてご紹介いたします。
そもそも白酒には二つの意味があり、「しろざけ」は日本のひな祭り時に出されるもち米から造られるお酒であり、
「パイチュウ」という読み方をするときは中国の穀物を原料とする蒸留酒となります。
白酒(しろざけ)とは
白酒とはひな祭りでお祝いのために出させるお酒のことです。
もち米が原料で、みりんもしくは焼酎や米麹などを加えて造られます。
お酒が入るため、アルコール度数が10%近くあり、酒税法でもリキュールとされる「お酒」です。
ひな祭りでだされるといっても、お酒ですので、子どもは飲んではいけないものとなります。
桃花酒とは
もともとひな祭りで飲まれていたのは桃化酒というもので、中国から伝わった桃の香りがするお酒です。
桃は邪気を祓うといわれていたり、百歳(ももとせ)まで生きるといわれ、不老長寿にもいいとされていました。
そのため、お祝い事で飲まれたわけですが、江戸時代に白酒が流行ることによって、白酒に入れ替わったといわれています。
白酒(パイチュウ)とは
また白酒には「パイチュウ」という読み方があり、こちらは中国の穀物からできたお酒を指します。
上記の「しろざけ」とは異なりますので、注意が必要です。
白酒と甘酒の違い
白酒(しろざけ)と甘酒の違いですが、甘酒は米と米麹もしくは酒粕を原料につくられています。
甘酒はアルコール度数が1%未満なため、ソフトドリンクという分類ですので、リキュールとされる白酒とは異なります。
白酒と甘酒はこのように異なるものですのでご注意を。
ひな祭りではお子さんには「甘酒」を
ひな祭りでは、お子さんには白酒ではなく「甘酒」を飲ませましょう。
甘酒は甘くて美味しいですし、飲む点滴といわれるほどに栄養価抜群ですので、お子さんの成長に役立ちます。
ここでおすすめの甘酒をご紹介しておきます。
国菊甘酒はクセがなくサラッとしていて飲みやすい甘酒です。